【過食症体験談】過食症の症状と私が10年で治した方法

スポンサーリンク




世の中には様々な病気があります。

過食・アトピー・リウマチ・難病・・・私も自分や身内が次々といろんな病気と対峙し、その度にその時々で戦いを余儀なくされてきました。

そこでわかったことや知ったことも多々あります。

過食症は私自身が高校生の時に発症、悩み苦しみました。

当時は今のような情報もなく、ひとりもんもんと悩んでいました。

治し方も自分なりに模索していましたが治ることはなく、気が付けば10年という月日がたっていました。

過食とともに生きていくのにほとほと疲れはて、嫌気がさしていたそんなある日とうとう決意し、そこから過食完治へと進んでいきました。

長年の過食の中で、こうすれば治るのでは?というものが自分なりに掴めていたのです。

治し方にはいろんな方法があるとは思います。

情報も多々溢れています。

そんな中、私が治った道のりもまたみなさんの参考になるのではと思い記事を書きました。

過食で苦しんでいる皆様の少しでものお役に立てれば幸いです。

第1章 始まりはダイエット成功

もともと小さい頃から太目だった私ですので、中学生の頃からいろんなダイエット方法を試したりしていました。

でもそれは、試したといっても気軽に試すくらいのもので痩せることも出来なかったし、まだまだ本格的にダイエットと向き合ってはいなかったのです。

高校生になり、いつものように何気なくカロリーダイエットというものに挑戦しました。

応用を効かすのは苦手ですが決められたことならできるという性格もそれにあっていたのかこのダイエットは大成功し、なんとひ3か月で13㎏ほども減量出来たのです。

そりゃ~嬉しかったです。

初めてダイエットに成功したのですから。

まわりの友達たちも「痩せたね~」と驚いていました。

「痩せすぎじゃない?」ともよく言われました。

確かに今思えば相当がりがりになっていて、座ってもお尻に骨があたって痛く長く座れなかったり、冬になると寒くて寒くて眠れなかったり、歯が次々に虫歯になっていったり、一番の変化はやはり生理がこなくなったことでしょうか。

鏡に写った姿は「エイリアン」のようでした。

今はそれが異常なことだとわかります。

ですが、当時は全く異常だとも思わず、まだまだ痩せなくちゃとダイエットにのめり込んでいったのです。

その頃とにかく頭の中は食べ物のことでいっぱいで、授業中も「今日の料理」などの料理本ばっかり読み「これは何カロリー、これは何カロリー」と覚えていきました。

カロリーのことももちろん気になり読んでいたのですが、それ以上に、料理、食べ物の写真を見たかったような気がします。

我慢して我慢してダイエットしていたので身体が欲していたのでしょう。

そんな毎日でした。

友達にも「ダイエットし過ぎ」と言われながら痩せたままをなんとかキープ、むしろまだ痩せようとしていたのです。

ですが、生きるということを維持するための自然の摂理なのでしょうか。

あまりにもカロリーをセーブし過ぎた身体は我慢も限界に達し次のステップへと足を踏み入れたのです。

第2章 突然の過食

体重がスムーズに落ちすぎるほど落ち、それとともに生理もこなくなった頃、ある日突然それはやってきました。

朝、冷蔵庫を覗いたりいろいろして食べ物を探しているとそこに菓子パンを数個見つけました。

やった~とばかりに一個食べました。

でもまだ物足りない。

朝は、その日一日の初めての食事なので少々食べ過ぎても OK と自分の中でも思っていましたのでもう一個食べました。

さあ、そこからが止まらない。

食べても食べても物足らない。

今まで制限をきっちりとカロリーを考えて考えて食べてましたが、その制限を破壊するかのようにどんどん食べ続けました。

この過食というのは、自分の意思ではどうすることも出来ません。

むしろ食べてはいけないと思えば思うほど食べてしまうのです。

何を食べたかもう忘れてしまいましたが、その日が初めて過食をした日ということはよく覚えています。

その日を境に、過食をしては増えた体重を減らすダイエットをする という過食とダイエットの繰り返しの日々が始まったのです。

第3章 過食と生きる日々

ダイエット成功時期はいわゆる拒食症のようなものでした。

徹底して少食。

カロリー計算も低め低めに設定する。

どんどん低カロリーになる。

で、ガリガリな身体になってしまったのですが、自分自身は大満足してるので気にならないのです。

拒食ってそんな異常な状態なんですよね。

それが一転、食べ始めると止まらない過食症。

痩せることを生きがい、喜びにしていた日々が突然そうなるのですから、この過食=太るということがどんなに辛く苦痛なことか。

痩せたいのに自分で過食(しかも止まらないほどの過食)してしまう。

それが過食症の人の最大の辛さかもしれません。

それが生活の一部と化してしまう。

ダイエットする↓リバウンドで過食する↓太ったことに後悔してまた食事制限ダイエット↓過食・・・・・これの繰り返しが永遠続くんですよね。

これを読んでくれている方は過食の経験をされている方も多いかと思いますが、本当に辛いですよね。

いい具合にダイエットしてて、その時は気分も絶好調ひそんなさなか、突然過食がやってきます。

もう止まりません。

仕事をしていても途中買い物に抜け出し、お店でパンを買い込んだりもしました。

そのパンはデパートのトイレの中でむさぼり食べました。

ある時は、それも仕事中外に出て、お店でケーキを買い帰りの道中、ビルの合間に隠れて歩きながら食べました。

年末に10㎏ほどのダイエットに成功した時は、正月に実家に帰るとどっと過食してしまい、三日で10㎏戻り顔も腫れ気分もうつになってひきこもりしばらく仕事を休んでしまいました。

それでもまたダイエットし、また過食し・・・。

過食期の気分はそりゃ最悪で、そんな自分が嫌で普通の人が羨ましくて、過食・拒食で悩まないであろう犬のことも羨ましくて、食べた自分を責めて後悔して死にたくなってました。

そんな自分、精神状態を人には隠して日常過ごしていたのです。

自分でもうんざりしていましたが、どうすることもできないんですよね。

自分の意思で過食を止めることは出来ないんですよね。

食べること、痩せること、体重、食べ物のこと頭の中は毎日そんなことばかりです。

そんなことばかり考えるのが人生じゃないと心が叫ぶのですが、変えられないんですよね。

10年そんな繰り返しで苦しみましたが、変わらなかった。

同じことを繰り返していて変わらない。

いえ、同じことを繰り返すから変わらないんだ。

ある頃からそんな考えが浮かんでくるようになりました。

今までやってきたことで変わらないのなら、今までやってきたことを変えればいいんだ。

考えはとてもシンプルです。

変わらなかったからこそ「もしかしたら変えられるかも。治すことが出来るかも。」と思える、わかってきたことがあったんです。

(過食という症状はもしかしたらメンタルの奥深い部分でなにかあるのかもしれない。親や環境でのトラウマがあるのかもしれない。)

そうも思い、本も読み、自分の心に問いかけたりもしましたが、それは結構大変なことでした。

私の場合、トラウマがあったのかなかったのか、それも追及していませんし、なかったのかもしれません。

ただ、そこを深く考えるのはしんどいことだと断念してもいました。

ですから言うならば、ソフト面よりハード面から治す方法を考えていったということでしょうか。

第4章 過食症を治す決意

こうすれば過食症が治るんじゃないかとなぜ思ったか。

それは10年間、ダイエット→過食→ダイエット→過食・・の繰り返しがいつも同じ思考での繰り返しだったからです。

(痩せたい)ダイエット↓反動の過食↓太る↓痩せなくちゃ↓ダイエット「痩せたいからダイエットをする」と思ってダイエットをし続けて過食は治らなかった。

ならばダイエットを止めたら過食は治るんではないか。

いや治るだろう。

と思ったんですね。

つまり「痩せたい」と思い続けて何にも変わらなかったのだから、「痩せたい」と思うことを止めよう。

と思ったんです。

10年「痩せたい」「食べてまた太った」「痩せなくちゃ」と思って過ごしてきたその思考、習慣を変えようということです。

変えずにいたら治らなかった。

変わらなかった。

ならばこの思考、習慣を変えなくちゃ治らない。

変えると治るだろう。

と自分の中でそれは確信に変わりました。

第5章 習慣を変える難しさ

(1) 覚悟

さあ過食を治すために「痩せよう」と思うことを止めようと思い立ちましたが、始める前から困難は予想出来ていました。


スポンサーリンク



10年間、そのことばかり思って過ごしてきたからです。

その思いを断ち切ることは並大抵ではないだろうと想像できたからです。

ですから、実践する前に何度も何度も自分に問いました。

「痩せたいと思うことを止める覚悟が出来ているのか?」そのことはすなわち「太ってもいい覚悟」が出来ているかどうかということなのです。

そしてこうも言い聞かせました。

「多分何度も元の思考が頭をもたげてくるだろう。それは予想できる。予想できるからこそその時にきっぱり断ち切ることを自分で決めておこう。」

そういうことを自分の中で何度も何度も問いかけ、覚悟していったのです。

今思えば、この時の何度もの自分への問いかけ、確かめ、覚悟の見極めが後の過食症完治のためにはとても大事なことだったのかもしれません。

 

(2) 実践

実践といっても、やること自体は簡単です。

「食べたことを気にしない」「食べたことを後悔しない」「太ることを気にしない」とにかく気にしないということです。

書けば簡単ですが、これらのことは今までの思考とは真逆のことです。

実践中、自分の中で相当の摩擦がありました。

例えば食事中、今までの習慣が出てきます。

「これ食べたら何カロリーだな。これはカロリー高いぞ。少な目にしようか。」とついつい考えてしまうのです。

ですが、いやいやと頭を振って「気にしない。考えない。」と出てきた考えを消していくのです。

しばらくは食べ物のことなど考えて食べる余裕はないかもしれません。

また食後も大事で、「あぁ、たくさん食べてしまった。」「食べるんじゃなかった。」「今これだけ食べたから次は減らしていこう。」とか思ってしまうのですがこれも「気にしない。忘れよう。」と次々と出てきた思いを忘れていくのです。

過食をしてもそのことも気にしません。

後悔しません。

忘れていきます。

こうやって、書けば簡単なことのようですが習慣を変えるということは、最初本当に難しく苦しいことでした。

ですが、覚悟が出来てましたので徹底して実践しました。

すると案の定、太りました。

そりゃそうですよね。

気にせず食べていたのですから。

しかも、過食症ということで普通の食事感覚ももともと失くしていたのですから。

ですが同じ過食をするときでも悲しみながらや後悔しながらや「食べてはいけない」と思いながら食べるとそれは永遠と終わりませんが「食べたいから食べよう」と後悔なく食べているといつか終わりがきます。

食べたい→食べる→気にしない→太る→気にしないということを必死でやっていきました。

そんなことをやっているもんですから、体重は私の人生最高体重にまで増えていきました。

今までの私なら極度に落ち込むところですが、そんな状況でも決して後悔せず、体重にとらわれることなく過ごしました。

(基本的に体重計に乗ることもやめてましたし)食べてすぐ今食べたことを忘れるようにしてましたので、食べたことや食べ物のことが頭の中からなくなっていき、段々と過食の衝動もなくなっていったのです。

食べたことにこだわらなくなったからだと思います。

ですから、いきつくところまでいくと、ほどなく体重の増加はストップし横ばい状態になったのです。

ですが、これで過食が完治したわけではありません。

(3) リハビリ時期過食の習慣を変えるということの一応の山場は過ぎたように思いました。

ですが、ここからも気は抜けない日々は続きました。

ともすると、食べることを気にする習慣が頭をもたげてくるのです。

その度に気にしないようにその思いを打ち消していきました。

この時期で一番怖かったのはダイエット中の人を見ることでした。

結構ストイックなダイエットをしている人を見るのはもっとも怖かったです。

見ていると自分が戻りそうで怖かった。

たまたま仕事場での後輩が「彼氏に痩せろと言われたから」と、昼ごはん缶コーヒー一本というダイエットをしてましたがなるべく見ないようにしていました。

その時の私の状態はすごくデリケートな状態でした。

治った今そう思います。

完治した後はいくら過食の過去を思い出しても全然平気でいられるのですが、その当時はふっと肩を押されたらすぐにでも戻りそうな不完全な状態だったのだと思います。

ですからこの時期も「気にしない」「忘れる」を必死で実行していきました。

目安として、理想は「朝ご飯(昼や夜ご飯でも)に何食べたっけ?」と忘れていることです。

そうなれれば治る時期は近いと思います。

第6章 過食症の完治

そんなリハビリ期間もとどこおりなく過ごしていたころ私は夢中になれるものと出会いました。

この時期に出会えたということは運もよかったのか、夢中になれるものと出会ったことでますます過食のことが自分の中から遠ざかっていきました。

いえ、運ではないですよね。

過食から離れかけていたから他のことに夢中になれたのだと思います。

過食から離れていなければいつまでたっても過食に夢中だったのでしょう。

他のことに夢中になって、過食を忘れる努力をしなくても忘れられている毎日を過ごし気が付けば過食は完治、増えていた体重も普通の体重に戻っていました。

一年くらいかかったのでしょうか。

実を言えば、過食を治す決意をしてから日にちも考えてなかったのです。

なぜかというと「何日、何日」と考えることも過食を呼び戻すことにつながると思っていたからです。

「気が付けば治っていた」私の場合、これがベストの治し方でした。

第7章 再発について

過食症が治ってから、私は一度も再発していません。

これからも再発しないと自信を持って言えます。

なぜなら、気にしていないからです。

過食のことが私の中にないからです。

ちょっとお伝えしにくい部分なのですが、イメージで言うとこんなかんじです。

過食症のころは私の頭の中は「太りたくない」「痩せたい」「食べたい」「過食してしまう」「食べたい」「食べてしまった」「食べた後悔」「嫌だ嫌だ」と、そんなことばかりでいっぱいでした。

その思いをひとつひとつ自分の中から出していったのです。

自分の中にある思いは出さないとなくならない と私は思っています。

ですから、「思っちゃいけない」と出てくる思いを無理矢理に閉じ込めようとすると、自分の中からそれはなくならないし、いつかまた出てきます。

出てきてもいいんだと思います。

むしろ出さないとなくならない。

大事なのは出てきたときで、出てきた思いにこだわらない。

掴まない。

出てきて忘れる。

そうやってひとつひとつ消していく。

そうして消していき、自分の中からその思いがなくなってしまう。

そういうイメージです。

だから私の中にはもう過食のくせの思いが完全にありません。

だから再発しないのです。

なので今は、過食症じゃなく普通に「ちょっとは痩せたいよね」と思っても、少々ダイエットらしきものをしても- 32 ?過食症に舞い戻ることがないのです。

過度なダイエットは二度とするつもりはありませんが。

過食症になって10年、そして過食症を治してからの日々。

過食症が治ってからの年数の方が長くなった今、再発に怯えることもなく過ごしています。

おわりに

お読みいただきありがとうございました。

私の過食歴は10年間でした。

その期間は本当に苦しい時を過ごしました。

あけてもくれても「食べ物」「スタイル」そんなことばかり考えた10年間でした。

ですがもっと長い期間を過食とともに過ごしている方たちももちろん多いことだと思います。

そして、過食嘔吐というもっと身体的に辛く過酷な症状に苦しんでいる方も。

私は医者にはかかっていませんし、人に相談したこともありません。

独自のやり方で治しました。

また、人それぞれ病気になった過程や環境も違います。

ですから、私が治った方法が全ての人にあてはまるとは思っていません。

ですが、過食症に苦しみそして治ったということは事実としてお話できます。

治ったことで全てのことに前向きにもなれました。

私は、物事に果敢に挑戦するタイプでもなければ、前向きでもない、自分に自信のない人間でした。

そんな私でも過食症というなかなか手ごわい相手に勝つことが出来たのです。

その経験のおかげで、後に対峙することになった病気にも落ち込むことなく前向きに向き合えてます。

この体験が、過食症に今も苦しんでいる方たちの少しでものお役にたてればと心から思っています。

私が治った過程をお話ししましたが、あくまで私個人の見解での治し方です。

かたよった考えという見方もできますし、合う合わないということもありますので、あくまで参考程度にお読みになっていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



スポンサーリンク

コメントは停止中です。

サブコンテンツ


このページの先頭へ